主な国内の奉仕プロジェクト
津波復興祈念資料館『閖上の記憶』への支援活動
閖上の記憶とは
2011 年3 月11 日に発生した東日本大震災。宮城県名取市は震災とその後の津波により、大きな被害を受けました。沿岸部の「閖上」の街にはかつて5,000 人以上の方々が住んでいましたが、沿岸から5km 近く内陸まで津波が押し寄せ、多くの人と建物を飲み込みました。閖上にあった閖上中学校では14 名の生徒さんが津波の犠牲となりました。震災から1年、2012 年3 月11 日に14 名の中学生の生きた証を残したいというご遺族のみなさまとともに慰霊碑を旧閖上中学校内に建立、4 月22 日には慰霊碑を見守る社務所として、震災と向き合い乗り越える心のケアの拠点として、「閖上の記憶」はオープンしました。その後、閖上を訪れる方へかつての街の様子や震災当時のことを話す案内ガイドの拠点として、修学旅行や社会科見学で被災地を訪れる子どもたちへの震災学習の拠点としても活用しています。毎週日曜日には語り部の会を、毎月第3土曜日には閖上で撮影が行われ映画「ふしぎな石」の上映会を行い、多くの方が立ち寄れる場所へと発展しています。
東京サンライズ汐留ロータリークラブでは2015年より毎年支援活動を續けています。
チャリティーキッズフェスタ
2021年よりスタートしたこの活動は、こども食堂の認知活動と子ども食堂に通う親子の皆様に、上質なクラシック音楽を聴いていただき、非日常を楽しんでいただく趣旨のもと、毎年、開催されています。ロビーでは、子ども食堂のパネル展示なども行なっています。参加型・体験型のコンサートで、どこかで耳にしたことのある有名な曲を取り上げ、手遊び歌、音楽クイズ、指揮者体験、合奏体験など、子どもたちが飽きない工夫を凝らしており、親子が楽しめる内容になっています。開演前には、子どもたちが手作り楽器に挑戦するワークショップもあり、コンサートではプロの演奏家と共にその楽器を使い演奏に参加ができ、気持ちもさらに盛り上がり会場が一体となり感動のひとときを体験します。プロの演奏家だけでなく、子どもに人気のキャラクターおんよくんやゲストキャラクター、クラブメンバーも出演し、他クラブの有志、ローターアクトの方々のご協力もありまさにみんなで作り上げるコンサートです。終演後は出演者・クラブメンバー全員でお見送りをすることで、お客様との交流も深めています。子どもたちの「楽しかった!」「演奏が素敵でした!」など、笑顔で話しかけてくださるので、本当に幸せな気持ちになります。
コンサートにご招待したこども食堂への寄付活動を一緒に行なっております。みんなが幸せになれるコンサートができることは本当にありがたく、この活動も長く続けていけるよう努力していきたいと思います。
児童養護施設安眠快適化プロジェクト
2019年12月8日、大田区矢が原の聖フランシスコ子供寮において、児童養護施設で共同生活を送る子どもたちの就寝環境改善に取り組みました。児童虐待や育児放棄によって親との同居が適切でないと判断され、児童養護施設で共同生活を送る子供達に、パジャマやシーツ、タオルケットを送りました。併せて 就寝環境改善以外の衛生環境・衛生状況について聴き取りを行いました。50組の布団セットを袋に入れて、クリスマスのリボンをかけて聖フランシスコ協会のシスターヘお渡しする贈呈式を行いました。児童養護施設(聖フランシスコ子供寮)で生活する2歳~18歳の子供たち45名が恩恵を受けました。毎日使用して、劣化・消耗の激しい寝具類に、新品のパジャマ等 が供与されたので、就寝環境が改善されました。
経済と地域社会の発展 六郷地域女性就労支援
大田区南六郷地域のシングルマザー等を対象に して、2021年7~9月に10名、10~12月に11名、1~3月に3名、4~6月に4名の研修生に対して、食品衛生責任者資格取得を兼ねた調理実習の研修プログラムを行い、再就職支援も行いました。2022年4月現在、すでに食品衛生責任者資格取得者が15名、再就職者が24名となり、母子家庭における食の貧困を解消すると共に、就労機会の拡大による社会的自立支援の効果が出ました。
GG2122362 共催クラブ:RID2750 東京田園調布 RC/RID3481 台北英蓉RC/RID3481 台北中央 RC
共催地区:RID2750 東京/RID3481台湾/RID3610国
ポリオ撲滅チャリティーディナーコンサート
2015年1月21日にコートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて、ニューイヤー・心ほんわか”ポリオ機滅ディナーコンサート後援。2017年12月14日に東京六本木のBillboard Live Tokyo (東京六本木)にて、『TheStylistics によるポリオ撲滅チャリティーコンサートを開催。コンサート当日は、猿渡昌盛ガバナー、『The Stylistics』を提案された水野パストガバナーをはじめ、地区委員の皆様にも広報活動にご協力頂さ、約300人のロータリアン及びご家族やご友人のご賛同を得て足を運んで頂きました。
主な国際奉仕プロジェクト
ミクロネシアプロジェクト
2015年からスタートした婦人科検診(子宮頸がん)をメインとしたプロジェクトです。第1回目は、トラックラグーン RC、ミクロネシア連邦政府、JAICA、CWC(チューク婦人会)の協力のもと、チューク島にて、99名の健診を実施。2016年には、クラブでアジア・人会の協力を得て購入した小型超音波診断装置を用いて検診対象範囲(骨盤内臓器、腎臓肝臓)を拡大し105名の健診を実施しました。2017年には、面談やワークショップによる啓蒙活動を行いました。検査は、主に超音波で胎児の推定体重を算出して分娩予定目を推定、性別を判定。更に、地元州立病院の視察と、情報交換を実施し、間題状況の把握や課題の理解をさらに深めていきました。2018年には、チューク州ウェノ島で検診を実施。当日集まった妊・には、エコー画面を見せて妊・検診を行い、骨盤内臓器や腎臓、肝臓などの超音波検査を実施して、卵巣腫や子宮頸がん等の早期発見に努めました。40名の検査を実施し、併せて男性医師がバイタル測定を実施しました。検査実施後は、チューク州知事を交えて懇親会を開催、妊・検診の結果や医療、衛生問題について意見交換を行いました。現地ごみ問題への対処の一助とするべく、ステンレス製ばさみ (ゴミ拾いトング)を100本寄贈し、現地・人団体(CWC)を通じて各家庭に配布しました。
インドネシア孤児支援チャリティーコンサートと施設への寄付活動
5年に渡り、孤児支援のためのチャリティーコンサート開・児血養設施設の訪問・音楽の購り物プロジェクトを、インドネシアのジャカルタ市にあるメンテン RC、および、駐在員の奥様で形成されるボランティア団体「ニャマン・プロジェクト」各国の大使大人によるボランティア団体、現地の演家の方々、日系企業・インドネシアの企業など、本当に沢山の方のご協力をいただきながら行いました。スタート時は、全く知らない土地での開催だったため、勝手が分からず、どのような場所でどのように開催するかも分からなかったのですが、現地の方との出会いで1つずつ問題を解決して進めることができました。特に、広報活動や集客が大きな課題でしたが、現地ロータリアンのご協力で第1回目を成功裏に終えることができました。2年目からは、コンサートに来てくださった方々やこの活動を通して関わった方々のご紹介で、現地の演姿家、現地に住む駐在員喫様と一緒にコンサートを作り上げていくこと出来、どんどん盛り上がりインドネシア人演奏家もお客様たちも、毎年の楽しみとしてくださるようになりました。ボランティアの方は多彩な方ばかりで、才能の結集と団結力で素晴らしい演出と内容のコンサートをすることができました。現地の演奏家と共演も出来、回を重ねれば重ねるほど、インドネシア人のお客様も協力団体もどんどん増えいき、毎年の恒例プログラムとして、大きく安定したものとなり、日尼の交流がさらに広がっていきました。現地の演奏家の方は活躍されている方ばかりだったので、オーケストラ公演で来日することもあり日本でも交流を持つことができるなど、嬉しいサプライズもありました。支援先は、個人で経営しているところから、障がいを持つ子ども達が共用生活をしている施設、就業訓練を実施し自立させるまで面倒を見る施設等、様々な施設を選びました。
子どもたちが生活をしている施設はどこも、衛生面から見ても、信じられないくらい酷い環境だったため、寄付金の使用目的は施設の修練を優先しました。そして、施設の子どもたちにも「音楽の贈り物」と題して、電子ピアノを持ち込んで、現地の演奏家とともに、施設内コンサートも同時に行うようになりました。初めて聴くクラシック音楽の生演奏に目をキラキラ輝かせなから、真剣に聴いてくださり音楽を通じて心の交流も深めることができ、子供達との素敵な思い出作りもできました。本当に素晴らしいプロジェクトを担当させてもらえたことに心より感謝申し上げます。
インドネシア(ソロ市・ボヨリロ市) 植樹プロジェクト
ソロハは、決水でよく泡温が起きるため植樹をして渋水の枝書から守るために、ソロ市のボランティア団体が行なっている「100万本の植樹プロジェクト」へ交加。Potonlat (インドネシア名) という木を100本植機。2019年6期限したインドウロキロ雑物国に6種類の木を1本ずつ、合計6本を植樹しました。
スリランカの病院へ超音波スキャナー装置一式寄贈
2018年3月、スリランカ・カンディー南西郊外のペラデニア大学病院へ超音波スキャナー機材1式を寄贈しました。ペラデニア大学病院で、放射線治療に不可欠な超音波スキャナーが不足しているということだったので、患者の受入れ、救済が少数に限られている現状を打開するための支援活動として寄贈しました。
アルツハイマー病早期発見、治療、予防プロジェクト
2021年5月1日から2022年4月30日にかけて、台湾台中市西部地区とその周辺地域で、アルツハイマー病(AD)のリスクを有する住民の初期検診、治療、予防を行いました。
- AD と経度認知障害 (MCI)の家族歴を有する45-65歳のハイリスクグループに対して初期検診を実施しました。
- AD患者に対する早期治療を開始するために専門医紹介制度を作りました。
- AD 患者にリハビリ治療(正常な飲食を行うための口部動作、運動機能調整、認知機能調整、社会的交流など)を実施する 50名のシードコーチを育成し、終了後、少なくとも25地区のAD患者とその介護人に訓練を実施しました。
- AD カフェという名のAD リハビリセンターを創設してリハビリ治療を行うとともに、保健医療従事者に対して、教育訓練を実施しました。
- 高市と台北市の2地区で社会交流訓練を実施し、台中市では AD リハビリセンター事業を開始しました。2022年3月にはメディアを招待してセレモニーを行いました。
◆2015年6月19日 日野高校にて「地球のステージ」を鑑賞。
東京サンライズ汐留RCの東北大震災支援プロジェクト
「閖上の記憶」への支援。発起人桑山紀彦さんのステージ。
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☆ 2015年4月 ミクロネシア連邦巨大台風被害義捐金 100,000円を送金
☆ 2015年5月 ネパール連邦民主共和国の巨大地震・震災被害義捐金 100,000円を送金
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